肥満症治療薬は、指導の代わりにならない|適応の要件と、処方後に残る判断 肥満症そのものを効能とする注射薬が登場して、外来でできることは確かに広がりました。2型糖尿病に用いるGLP-1受容体作動薬とは別の製剤で、セマグルチド(GLP-1受容体作動薬)とチルゼパチド(GIP/GLP-1受容体作動薬)の2剤があります。ただ実際に使う場面を考えると、思ったより対象になる患... 記事を読む
「まずは食事と運動で」の次に出せる手はあるか|開業医の生活習慣病外来 「まずは食事と運動から」。生活習慣病の外来で最初に伝えるこの方針は、どのガイドラインでも治療の基本に置かれています。問題は、その次に出せる手が少ないことです。 近年、肥満症そのものを効能とする注射薬が登場しました。2型糖尿病に用いるGLP-1受容体作動薬とは別の製剤で、セマグルチド(GLP-1... 記事を読む
続く健康法こそ最適。シンガポールの「予防」という選択 シンガポールでは、糖尿病関連の議論の中心が「治療」から「日々の予防」へとシフトする流れが広がっています。健康診断での数値に問題がなかった場合も、未病の段階で気づきを得られるような啓発も積極的に行っています。 ここで大切なのは、劇的なビフォーアフターよりも「続けられること」です。1ヶ月単位で見る... 記事を読む
午後のだるさ、「いつものこと」になっていませんか? 午後3時。気づけば集中力が切れ、頭が働きにくくなる。 昼食の後、眠気と戦いながら仕事を続けることもある。 それを「年齢のせい」や「午後だから仕方ないこと」と片付けてしまいがちですが、食後の血糖値の変化が、その後の時間の過ごし方や感じ方に静かに影響しているかもしれません。 嬉しいことに、対策には... 記事を読む
血糖値スパイクを整えると、1ヶ月後の体はどう変わる? 「血糖値の波を整えましょう」とよく言われますが、実際に整えると、体はいつ・どう変わるのでしょうか。極端な食事制限は続きません。だからこそ、無理なく始めて「1ヶ月後の体感」で確かめられる方法に注目が集まっています。 鍵になるのは、毎日の小さな選択です。Scientific Reportsでは、食... 記事を読む
血糖値スパイクは「今日の不調」だけ?10年先を変える、静かな習慣 食後の眠気、午後の集中力の低下と血糖値スパイクの話題は、つい「今日の不調」として語られがちです。でも近年の研究は、日々の血糖の波が「10年先の体」にも静かに影響していることを示し始めています。 2026年4月にNatureが発表した研究では、中国でのコホートを12年間追跡した結果、慢性疾患の蓄... 記事を読む